法外な利息で暴利を貪る違法金融業者が跳梁跋扈している
ソフト闇金などに代表されるブラック金融の最大の特徴は、「利息制限法を破っており違法な金利で融資をしている」という一点につきます。
ブラック金融の特徴としては、「ブラックが相手であっても融資が可能である」だとか「即日融資が基本である」というような好意的な特徴が喧伝される傾向がありますが、これらのブラック金融に対して有利な特徴は、すべて、最大の特徴である「暴利」という負の側面を隠すためのカモフラージュでしかありません。
利息制限法を大胆に破るブラック金融の開き直り的活動
現行の法律においては、利息制限法に違反した状態での金融業は禁止されているはずなのですが、ブラック金融というのはある種の開き直りによって堂々と違反をしながら法外な金利を設定し、ブラックへの融資を続けています。
ブラック金融が利息制限法に違反した金利を設定するという明らかな違法行為をしながら経営できているのは、そうと知りながらそれを利用するブラックが後をたたないからに他なりません。
利息制限法だけではブラック金融の活動を止めることはできない
また、利息制限法というものが、それに違反をしても、それだけでは刑罰や行政罰がなく、賃金業法・出資法・ヤミ金融対策法などの別の法を持ちださなければ処罰がないという事情も、ブラック金融の開き直り的違法営業の跳梁跋扈に拍車をかけているといってよいでしょう。
ブラック金融の金利は違法です。それが違法である以上、しっかりと返済する義務もありません。ですが、ブラック金融はそれを覆い隠しながら取り立てをします。
こういった悪質業者から身を守るためには、ブラック金融の実態が広く知られ、その非人道的な行為と脅威が多くの人に共有される必要があるでしょう。